自毛植毛の危険性などを知りたいです。皮膚を移植して拒絶反応とか無いのでしょうか? |
自毛植毛を考えているのですが、自分の皮膚を他の部分に移植するとなると、拒絶反応や副作用といった危険性が怖いです。安全性やリスクといった点で、自毛植毛に問題点はありますか?
自毛植毛に拒絶反応はありません。大事なのは医師の技術です
自毛植毛は自身の皮膚を移植するので、基本的に拒絶反応はありません。そういった面で問題があるのは人工毛植毛の方です。人工毛とは、合成繊維で作られた人工の毛で、これを植毛するのですから頭皮にとっては異物となり様々な危険性があります。
アメリカでは人工毛植毛による問題が多発し、すでに法律で禁止されています。しかし日本国内では禁止されておらず、人工毛植毛は行われています。
安全性の面で言うと、人工毛植毛がはるかにリスクが高く、それに比べ自毛植毛は安全面でのリスクは低いです。ですので質問者様は人工毛植毛の話と混同されている可能性があります。
では自毛植毛のデメリットを考えてみます。
ひと言で自毛植毛と言っても、現在では10種類以上の方法があります。それぞれ、治療に要する時間・安全性・出来栄え・費用が異なりますので、ひとまとめにリスクを説明することはできません。
よって、現在一番普及しているスタンダードな「FUT法」と呼ばれるスリット式の自毛植毛法、これを例に取り説明します。
FUT法の場合、皮膚を切り取り縫い合わせますので、外科手術となり、施術時に出血があります。この出血はかさぶたとなりますが時間とともに消えて綺麗になります。
ですのでそれほどのリスクというわけではありません。では何がリスクとなるか、それは「出来栄え」です。
頭髪というのは一人一人、髪質・頭部の凹凸・生え方の流れなどが全く違います。つまり毎回完全なオーダーメイドで患者様に合わせた施術をする必要があります。
またFUT法は自然さを得るために毛包単位という細かい作業になるため、非常に時間がかかります。
よって複数の医師で施術を行うことが多いのですが、施術に参加する全員が高い技能を持ち合わせていなければいけません。
そういう意味で、治療実績が豊富で医師の数も多い、技術力の高いクリニック・病院を選ぶ必要があります。技術力が低かったり技術者の能力が安定しない施設で治療を受けることは大きなリスクになると言えるでしょう。
FUT法は非常に満足度の高い自毛植毛技術です。是非クリニック選びは慎重に行って下さい。
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