ヘアサイクルから考えると、例えば頭全体で10万本の髪の毛がある人の場合、9万本（9割）が成長期の髪で、1万本（1割）が退行期・休止期の髪になるね。

つまり、退行期+休止期の約3ヶ月半の間にこの1万本が抜け落ちることになるわけだ。こう書くと物凄い量な気がするけど、1日に置き換えると90～100本くらいの計算。

AGAでなくても、普通に1日100本程は抜け落ちているものなんだ。これは全く異常なことじゃなくて、抜けた髪の毛は寿命を全うしただけ。で、休止期を終えると新たに成長期へと戻り、抜けた毛と同じ本数がまた製造されるんだ。

90～100本というのはもちろん1日全体の抜け毛の量だから、朝起きた時やシャンプーをしている時だけじゃないよ。普通に生活している時も含めてってことね。だから朝起きた時やシャンプー時に抜け毛が気になる場合、実際には気づかないところでもっと抜け落ちているという事になる。

あと、年齢を重ねると「退行期・休止期」に当たる毛の割合が増えてくる。これは誰しもに訪れる老化現象だから避ける事が出来ない。

一般的な平均値として、髪の毛は4年間で全て生え変わると言われてる。でもそうなると、髪を4年以上伸ばし続けることが不可能となってしまうよね。4年間の長さで止まってしまう事になる。でも実際には4年以上伸ばしている人がいる。

これは何故かというと、たまに成長期がとても長い髪があるからなんだ。4年間以上の長さの毛は、まれにある寿命が長い毛の集まり、と言えるだろうね。だからこそ、毛は伸ばせば伸ばすほど、伸びるスピードが落ちていく様に感じるんだ。

インドなどでは、髪の毛や爪を切らずに伸ばし続けている。でも一生切らずに伸ばし続けたとしても、一生分伸び続けるということにはならないって訳。

ちなみに、中国には10年以上髪を伸ばし続けているCen Yingyuanさんという人がいる。彼女の髪の長さは2ｍを超えているんだ。

普通、髪が1日に伸びる長さは0.4ミリ、1ヶ月に1.2cm位だ。1年だと14.4cm、10年で1m44cmという計算だけど、この女性は2mを超えたんだ。そもそも伸びるスピードが一般人より早いということになるね。まあ、男性の場合はなかなかこのようには行かないと思うよ。

薄毛は放置しておくと進行してしまう。手遅れになる前に本気で薄毛を改善しようと真剣なアナタには、当サイトではコチラをオススメしているよ。

価格の安い順、治療実績が豊富な順、等で検索出来ます