何をもってして「AGAです」と判断されるの?
「どこからがAGAなのか」という厳密な判定基準は、あるのかって?ちゃんとあるんだ。額の生え際が頭頂線の前方2cmを超えて後退した時、その瞬間にAGAと認定されるんだ。
頭頂線の前方2cmを超えた時がAGA
頭頂線とは、頭のてっぺんの一番高いところ(頭頂部)から、下に線を降ろして耳の上とを結んだ、仮の線のことだ。
この線から2センチ手前のところに、頭頂線と平行の線を引く。この線を超えて額やM字部分が後退した状態になった時に、AGAと認定されるんだ。
でもこの状態は「薄毛だな」と外から見て結構誰でも分かる状態だ。だから薄毛の気配を感じた時点で、ここまで進行していなくても行動してしまうべきだ。
勿論AGAと認定された状態でも充分改善させることは可能だけど、前方2cmに届く前に動き出せばより簡単に改善することが出来るからね。
薄毛は気づいたらスグ行動、というのが大切なんだ。
日本人は頭頂部からハゲる人も多い
ただ、この基準は西洋人を前提に作られた基準なので、日本人の場合は少しカスタマイズする必要がある。
というのも、西洋人は額から薄毛になっていくのが大多数だけど、日本人は、前髪は保たれたままで頭頂部から薄毛が進行していくケースもあるからなんだ。
これは日本人やアジア人の特徴と言っていいかもしれないね。
そこで西洋の基準を日本人向けに分類したのが高島分類と呼ばれる分類法だ。
でもまあ専門家でない限り、西洋の分類方法や、高島分類の違いを詳しく知る必要はないと思う。
大事なのは、薄毛の進行には一定のパターンが合って、日本人は前髪を残して頭頂部だけがハゲるケースもある、くらいに覚えておけばいい。
あとは専門家や育毛剤を作っているメーカーが正しく判断してくれるからね。
とりあえず、AGAと認定される厳密な判定基準はあるのか?と聞かれれば「ある」ってことだね。
・額の生え際が、頭頂線の前方2cmを超えたらAGA
・ただ、日本人は頭頂部だけハゲる人もいる
・厳密な認定基準は、専門家でも無い限り覚えなくてもいい