植物エキスで抜け毛抑制。日華化学が特許出願
日華化学は、70年以上の歴史を持ち、海外展開もしている、名古屋2部上場企業だ。洗剤・化粧品・ヘアケア製品などを製造しているが、今回新たな特許を出願したんだ。(2014.9.1)
植物エキスが抜け毛抑制に効果発揮
今回の発見は、植物エキスが抜け毛の抑制に効果を発揮するというもの。植物は「チョウジのつぼみ(フトモモ科)」「ローズマリーの葉(シソ科)」だ。
半年間行ったモニター試験では、抜け毛の本数が4割減少という結果を残している。
個別に効果を見ていこう。チョウジのつぼみから抽出できるチョウジエキスは、男性ホルモンの活性化を抑えることにより活性酵素の発生を抑制する。
ローズマリーの葉から抽出できるローズマリーエキスは、ヘアサイクルが退行期に移行する原因でもあるPGD2の発現を抑制する。
この2つのエキスを配合した成分をモニターの薄毛部位に塗り、髪を洗った時の抜け毛の本数を調べた。
すると半年後には抜け毛が43%も減ることが確認されたということなんだ。
すでに日華化学の子会社のイーラル株式会社から、「EraL」というヘアケア商品が発売されている。
この特許が認められれば、市場にはまた新しく強力な育毛商品が出てくることになるだろう。日華化学には今後も期待したいところだ。
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