縮毛矯正パーマをかけていますが、パーマ液は薄毛に影響しますか?
縮毛矯正のパーマ液が髪の毛に負担をかけ、薄毛の進行を早めてしまうのではないかという心配をする人がいる。でも心配はない。縮毛矯正パーマが薄毛に影響するということは無い。
毛幹が痛むこととAGAは関係ない
パーマ液は基本的に「毛幹(=髪の毛全体の内、頭皮より外部に出た部分)」に対して作用する。
それに対して、AGA発症のメカニズムは、頭皮の内部で起こっている。毛母細胞の働きが弱まることでヘアサイクルが乱れて薄毛になるんだ。
縮毛矯正のパーマは、髪の毛の内部の毛皮質(コルテックス)に液体を作用させることで髪の毛をストレートに矯正している。
薄毛(AGA)とは何ら関係しないので心配することはないと言える。
とくに縮毛矯正の場合は、ストレート1剤を頭皮から1センチくらい開けて塗布するのが常識だ。普通のパーマより頭皮薬剤が影響しにくい。
パーマ液が毛根をダメにして、縮毛矯正後にハゲる?
ただし、自分で縮毛矯正のパーマ液を手に入れて、見よう見まねでやって見る場合は安全とは言い切れない。
頭皮や毛根にパーマ液を付着させてしまう可能性があるからだ。毛根に付けないで下さいということは、パーマ液の説明書にも書いてあるだろう。
技術的な未熟さでパーマ液が毛根付着してしまったからといって、直ちにハゲるということは考えにくいが、毛根にダメージを与えてしまうことは間接的に薄毛につながることは否定できない。
しかしその場合でも、あくまでパーマ液がついた箇所だけであり、その他の部分は関係がない。またパーマ液が付いて毛根がダメージを負ったとしても、その毛が成長しきって自然に抜けてしまえば、そこからは新しい毛が生えてくるはずだ(抜ける時は毛根ごと抜ける)
万が一縮毛矯正で薄毛になったとしても、それはAGAの症状とは原因が根本的に違うと言える。
パーマによって部分的な薄毛になるのではなく、全体的に薄毛になった場合、それはパーマとは無関係に薄毛になる時期が来たと考えたほうがいいだろう。
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