【自毛植毛】 バンドル植毛
バンドル植毛とは、ドナー(=移植元の自分の毛髪部位)を毛包単位で株分けし、専用の植毛針(=ニードル式)で植毛していく自毛植毛術だ。
バンドル植毛とは?
性質としては、単一植毛(ニードル法・Choi式)と似ているが、単一植毛は「毛根単位」であるのに対し、バンドル植毛は「毛包単位」なので、単位としては一つ上の大きな単位になる。
とはいえ、さらに大きな単位である、直径単位で株分けするミニグラフト植毛・マイクログラフト植毛などに比べると、この毛包単位での株分けも非常に小さな単位であるために、自然な仕上がりや微妙な調節が効く。
毛包の中には通常1~3つの毛根が内包されているが、毛根が1つの場合は単一植毛とかなり近い内容となる。
同じく毛包単位で株分けする「FUT法」との違いは、植え付ける方法が「スリット式」か「ニードル式」かの違いだ。このバンドル植毛はニードル式だ。
バンドル植毛のメリット
●仕上がりが美しく、毛髪環境も自然
髪の毛の構造として毛根は毛包に包まれているが、バンドル植毛は毛根だけを取り出すのではなく、毛包ごと移植するので、髪の自然な環境を損なわないといった意味で、合理的な自毛植毛技術といえる。
●傷痕が残りにくい
細い専用の注射針を用いたニードル式なので、スリット式に比べて植毛の傷跡が残りにくいのがメリットだ。
バンドル植毛のデメリット
●直径単位で株分けする植毛より時間がかかる
バンドル植毛のデメリットは、毛包単位という小さな単位での株分けのため、時間がかかることと、ニードル式で行うために、スリット式と比べて時間がかかることだ。
●密度が出にくい
移植元の毛髪が薄い人は、密度が出にくいといったデメリットがある。
・毛包単位で株分けし、ニードル式で植毛
・自然な仕上がりで、微妙な調節が効く
・時間がかかり、密度が出にくい場合がある
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