【自毛植毛】 ミニグラフト植毛
ミニグラフト植毛とは、移植元の髪4~6本を1単位として株分けし、植毛する自毛植毛術だ。マイクログラフト植毛ほど精細な植毛は出来ないが、ボリュームを出したい部位には適している。
ミニグラフト植毛とは?
ドナーを、直径1~2mm単位のグラフトに分けて植毛する。マイクログラフト植毛よりも大きく、パンチグラフト植毛よりも小さい直径になる。
このサイズでドナー採取すると、1株に4~6本の毛髪が含まれているんだ。
ミニグラフト植毛は別名「マルチ・フォリキュラーグラフト法」「Mfu株」などとも呼ばれる。「FUT法」よりも乾燥に強く、施術の時間を短縮することができる特徴から、現在でも自毛植毛技術に採用しているクリニックもある。
このミニドラフト植毛も、パンチドラフト植毛の改良版という位置づけだ。
ミニグラフト植毛のメリット
●髪のボリュームを出しやすい
毛根単位や毛包単位で扱う植毛法や、直径が小さいマイクログラフト植毛に比べ、直径が大きい分ボリュームを出しやすいといった特徴がある。
●隙間が目立ちにくく、自然な植毛が可能
グラフト分けを小さくし、きめ細かい対応や、隙間が発生しにくい植毛術だ。植え込みはニードル式なので生え際などに跡が残りにくく、目立ちやすくデリケートな部分にも適している。
ミニグラフト植毛のデメリット
●医師の熟練度が必要
医師の技術・熟練度が要求される。クリニックの選定時に、ミニグラフト植毛を担当する医師の技量を見極める事が大切だ。
・直径1~2mm単位のグラフトに分けて植毛
・自毛植毛技術に採用しているクリニックは少数
・医師の技術・熟練度が要求される
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