【自毛植毛】 FUE法(ダイレクト法)
FUE法(ダイレクト法)とは、メスを使わずに後頭部の毛(毛包)を採取し、薄毛部分に移植する方法だ。生え際や分け目など細部への植毛に適している。
FUE法(ダイレクト法)とは?
FUEとは「Follicular Unit Extraction(フォリキュラー・ユニット・エクストラクション)」の略。Follicular Unitとは要は「毛包単位」という意味で、Extractionとは「摘出」という意味だ。
メスを使わずに、専用の機器(直径1~1.3mm の吸引電動パンチ)を使用して毛包を直接採取する。
FUE法は、アメリカ「New Hair Institute」のWilliam R. Rassman博士が提唱した自毛植毛術で、メスを使用しない画期的な自毛植毛技術で話題となったんだ。
メスを使わないため、手術直後は直径1mmほどの小さい円形の跡が残るんだけど、数ヶ月で綺麗に無くなるから、ドナー採取部位の縫合の必要もないんだ。
移植後、5~10ヶ月で、毛髪が発毛・成長する。
毛包単位でドナー株を採取するのは、FUT法と同じだ。ただ、FUT法は複数の毛包を一括でメスで採取し、後に1毛包ずつに切り分けるけど、FUE法の場合は1毛包ずつ小さなパンチで吸引するんだ。採取方法が違うということだ。
採取した毛包は、空気圧を利用して植え込んでいく。つまりスリット式でもニードル式でもない。ただし1毛包ずつ植え込むために、植え込みに時間がかかる。
FUE法(ダイレクト法)のメリット
●メスを使わず縫合の傷跡が出来ない
メスを使用しないので、縫合の傷跡が出来ず、患者に負担がかからない。
●毛包単位で植え込むので、自然な植毛が可能
毛包単位で植え込むので、柔軟な調整が可能で自然で美しい仕上がりになる。
FUE法(ダイレクト法)のデメリット
●広範囲の植毛には向いていない
少量のドナーを限られた狭い面積に移植する植毛に向いているが、広範囲の植毛には向いていない。
●ドナー毛根の切断率が約20~50%と高い
ドナー採取時に毛根が切断されてしまう確率が高く、専門医でもドナー毛根の切断率が約20~50%になってしまう。つまり、採取した毛髪の2割~半分が、ロスされてしまう。
これは物凄く勿体無く、ひどいデメリットなのだが、このデメリットを解消したのが、SAFE法だ。
・メスを使用しない画期的な自毛植毛技術
・空気圧を利用して植え込んでいく
・採取した髪の2~5割がロスされてしまう
薄毛は放置しておくと進行してしまう。手遅れになる前に本気で薄毛を改善しようと真剣なアナタには、当サイトではコチラをオススメしているよ。