育毛サプリメントの特徴
育毛サプリメントはいろんな会社から多くの種類が発売されているが、そもそも育毛サプリメントの役割は何なのか、ということを知っておくことが大切だ。
飲むといっても、プロペシアなどの医薬品とは別の役割
育毛サプリメントはつまり「栄養補助食品」だ。不足している栄養素をサプリを使って補おうということなんだ。
例えば、プロペシアも同じように内服するけど「医薬品」だ。栄養を補うのではなく、明確な目的を持って体の内部で起きている現象に介入していくんだ。
具体的にはプロペシアに含まれた「フィナステリド」という成分が、5αリダクターゼ（Ⅱ型）という成分とテストステロンが結びつくのを防ぐ。何故ならば、この２つが結びつかなければAGAは発症しないからだ。直接的に結びつかないように働きかける。
このように、何らかの栄養素を補給しているわけではなく、明確に、薄毛の原因を取り除きに行っているんだ。
いっぽうでサプリメントは、育毛に効果があるとされる栄養素を補うことで、血液をキレイにして頭皮の血行を良くしたり、体が自然に発している成分の分泌量を抑えたりする。
つまりAGAの原因物質に直接働きかける訳ではなく、もう少し間接的に働きかけるんだ。
頭皮環境を良くすることによって、薄毛を改善しやすい状態に体や頭皮を整える。AGA治療薬とは役割が違うことが分かるだろうか。
育毛剤や医薬品と併用するのが基本
つまり育毛サプリメントは、それ単体で使用するものではなく、育毛剤や医薬品のAGA治療薬と併用するものだ。
どちらかというと、育毛シャンプーに似ている。育毛シャンプーも、直接薄毛改善に働きかけるものではなく、頭皮環境を整えることで間接的に活躍する。同じように育毛サプリも間接的に活躍するんだね。
薄毛改善のために育毛サプリを購入すると、育毛剤や治療薬、育毛シャンプー代に加えてさらに月々の出費が上乗せされるわけだから、当然出費は大きくなる。
しかしその分のメリットがある。特に食事では補いきれない育毛に効果的な栄養素を簡単に補うことが出来るからだ。
ただし栄養素は必ず食生活からも摂取して欲しい。育毛サプリにだけ頼るようなことをしては本末転倒だ。
あくまで補助という位置づけで使用してこそ、本来サプリが持つ大きな力を発揮してくれるんだ。
・育毛サプリは、間接的に育毛に貢献する
・育毛剤やAGA治療薬と併用するのが基本
・食生活で不足しやすい、育毛に良い栄養素を補う
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