ヘアサイクルの仕組みとAGA
髪の毛には通常、2~6年のヘアサイクルがあるんだ。健康な髪でも成長しきると自然に抜け落ちる。一人の人間は、一生で15回ほどのヘアサイクルを繰り返してる感じだ。
ヘアサイクルの「成長期」にある毛は、髪全体の9割
髪の毛の「本数」って、実は人それぞれに生まれた時から決まってるんだ。ちょっと驚いたでしょ?で、髪の毛は「成長期・退行期・休止期」という3つの期間を繰り返してる。これをヘアサイクルというんだ。
髪の毛は2~6年という長い年月をかけて成長する。成長しきると、急激に退行し、抜け落ちる。退行期と休止期は非常に短い期間だ。だから、頭髪のほとんど(9割)が「成長期」にあることになる。
成長期(2~6年)
通常、髪の毛全体の9割がこの成長期の状態にある。毛細血管から髪の成長に必要な栄養分を取り入れて、毛球で毛を製造してるんだ。毛を製造する細胞は複数あるけど、中でも重要な役割を担っているのが毛母細胞。毛母細胞がこの時期に細胞分裂を繰り返して、製造された毛を上へ上へと押上げるんだ。で、AGAが発症すると、この期間が1年未満と著しく短くなる。
退行期(約14日)
退行期は、毛母細胞が分裂するのを急激にやめる時期だ。毛球部分もしぼみ、毛乳頭と切り離され、毛細血管からの栄養分が届かなくなる。髪の毛の色を決定づける色素細胞の活動も衰えるんだ。
休止期(約3ヶ月)
毛の製造が完全にストップし、古い毛は抜け落ちる。でもその後、また成長期へと戻って新しい毛が製造されていく。サイクルを繰り返していく訳なんだ。
AGAは、成長期が極端に短くなる症状
成長期が短くなると、毛がコシのある太い毛へと成長しない内に、退行期・休止期へと移行してまう。だから抜け落ちる毛は「細く柔らかい毛」になるんだ。十分に成長してないからね。
つまり抜け毛が気になってきた時、それがAGAかを確かめる時は抜け落ちた毛が「細く柔らかい毛」かどうかを確認することだね。
で、「成長期が短くなる = 髪全体に占める成長期の毛の割合が減る」ってことだから、外から見ると薄毛に見えるようになってくる。こういう理屈なんだ。
・髪の毛には2~6年のヘアサイクルがある
・成長期・退行期・休止期の3段階を繰り返している
・AGAが発症すると成長期が短くなり、薄毛になっていく
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