真皮
真皮は肌を支える重要な皮膚層で、コラーゲンなどの成分によって構成されています。肌の内部にある組織なので、頭部だけでなく体全体にあります。
肌を支える重要な皮膚層
真皮とは、表皮と皮下組織の間にある皮膚の層のことです。
成分的には、約7割がコラーゲンで占められています。残りの3割は、エラスチン、ヒアルロン酸、細胞外マトリックスといった成分で構成されています。
皮膚にシワが出来る最大の原因が、これらの成分が古くなることによって弾力を失うためとされています。
真皮には、毛乳頭へ栄養素を運ぶ毛細血管などの血管や、神経が張り巡らされています。もちろん真皮は体全体を覆っており、頭部にだけある訳ではありません。
真皮の厚さは体の部位によって違いがありますが、平均で約2mmです。真皮が肌を支えているからこそ、外部から見える肌の表面である「表皮」が美しく見えます。
もしも肌を改善したいならば、表皮だけでなくこの真皮にも働きかける必要があります。サプリメントなどで有名なコラーゲンやヒアルロン酸といった成分は、この真皮に弾力やハリを与えます。
例えばコラーゲンは食事やサプリなど外部から摂取することが可能ですが、そのまま単純に真皮に補給されるわけではありません。
口から入れるわけですから当然胃に入って吸収されます。そこからアミノ酸へと分解されるなどの過程を経ることとなります。
外部から摂取するときに最も大切なのが、相性の良い成分と一緒に補給することです。コラーゲンと相性の良い栄養素としては、ビタミンCが有名です。
真皮は体全体にあるために、頭部に限定した話ではなくなってしまいましたが、要は表面の肌を支える重要な皮膚層ということです。